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ピドニアの世界へようこそ

長野県山ノ内町志賀高原一の瀬(東館山) alt. 1,600m 29.ⅵ.2024

 この日、2024年度「ピドニア懇談会合宿採集会」(戸隠)参加の一環で訪れた志賀高原一の瀬界隈は、2011年以来13年ぶりの懐かしき再訪であった。

 久々の志賀高原、しかもベストシーズンとも言えるこの時期に、果たしてどんなピドニアが出迎えてくれるだろうか!?そんな楽しい想いを胸に現地入りすると、まず発哺温泉付近の満開のミズキでいきなり盛大な歓迎を受け、気分よろしく懐かしき一ノ瀬方面に車を進み入れる。以前7月半ばに訪れた際は車道沿いのヤマブキショウマで一通りのピドニアを見ることができたが、どうやらこの時季の1400~1600mゾーンはミズキの花が主戦場となっているようで、お陰さまで天気共々成果も上々、豊富な種類数もさることながら、中でも赤から黒までが混じりあうシラネヒメハナ中部山岳東域亜種の豊富なバリエーションを久々に堪能することができた。


 以降、点々と見られるミズキの花を掬いながら奥志賀林道へと進み入り、カヤノ平まで来たところで残念ながらタイムアップ。辺りにはまだ掬い残しのミズキがたくさん見られたが、遅刻は厳禁!と自らに言い聞かせ、後ろ髪をひかれる思いでかの地を後にしたような次第。

2024年6月29日の遭遇種
・ヤノヒメハナ Pseudopidonia chairo 
・シンシュウヒメハナ P. hayakawai kuriharai
・シラネヒメハナ P. obscurior yokoyamai
・マツシタヒメハナ P. matsushitai
・アサマヒメハナ P. trilineata
・ブービエヒメハナ P. bouvieri
・オオヒメハナ P. grallatrix
・ニッコウヒメハナ P. limbaticollis
・ミワヒメハナ Cryptopidonia miwai
・セスジヒメハナ C. amentata awashimana


・ヨコモンヒメハナ C. insuturata
・ムネアカヨコモンヒメハナ C. masakii
・オヤマヒメハナ Paleopidonia oyamae

 ※当日発哺温泉で獲られた巨大なオヤマヒメハナ♀(シラネヒメハナ♀との比較)

・チャイロヒメハナ Mumon aegrota
・ニセフタオビノミハナ Omphalodera testacea

(一の瀬では見られなかったものの、同日近隣の発哺温泉や奥志賀林道で確認のできた種)
・ナガバヒメハナ Pseudopidonia signifera
・キベリクロヒメハナ P. discoidalis
・フタオビノミハナ Omphalodera fraviventris


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